たくさんあって迷うな。
実際に通った人の感想も聞きたいな。
こういった疑問に答えます。
- 本記事のテーマ
【迷ったらここ】現役介護職がおすすめする介護資格の学校【体験談】
- 記事の信頼性
記事を書いている僕は、都内にあるカイゴジョブアカデミーという介護資格の学校に通って、介護職初任者研修の資格を取りました。
現在は、都内の老人ホームで働いています。
この記事を読むことで、都内にある介護資格のおすすめの学校、実際の授業内容、試験の難易度などが分かるようになります。
【迷ったらここ】現役介護職がおすすめする介護資格の学校
最初に結論ですが、都内であればカイゴジョブアカデミーがおすすめです。
2018年にカイゴジョブアカデミー池袋校に通って、介護職初任者研修の資格を取ったのですが、(※カイゴジョブアカデミー池袋校は閉鎖されたようです。)
感想をざっくり言うと
講師の質が良い
授業料が安い(多分都内最安値)
試験が余裕で受かる
と言う感じです。
授業料が安くて、講師の質がいいので、迷ったらカイゴジョブアカデミー1択でいいと思います。
続いて、カイゴジョブアカデミーについて詳しく解説していきます。
【介護資格の学校】カイゴジョブアカデミーの講師の質
講師の方は授業ごとに変わるのですが、みんな普通にいい人でした。
なんというか、人としてちゃんとしている印象です。
話しかけにくいとか、冷たいとか、そういう人は一人もいませんでした。
教科書の内容を話すだけではなく、
介護の仕事をしようと思ったきっかけや、
実際の現場でのエピソードやプライベートなことまで、みなさん色々話してくれて、とても親しみやすかったです。
講師の方がどんな人か、不安でしたが、その辺は大丈夫でした。
【介護資格の学校】授業は座学と実技があります。
授業は座学と実技があります。
授業パターンは3種類です。
- 座学だけの日
- 実技だけの日
- 座学と実技の両方をやる日。
午前が座学で、午後は実技といった感じです。
座学の進め方
座学の進め方は、一般的な学校の授業の進め方と同じです。
教科書に沿って先生が、ホワイトボードに内容を書きながら進めます。
生徒に答えさせる場面もあります。
一般的な授業と同じですね。
後は、生徒をグループ分けして、グループごとに課題を考えさせることもありました。
例えば、高齢者の食事メニューを考えるという課題がありました。
この課題のポイントとしては、高齢者の特徴を掴むことが求められます。
高齢者の特徴として、
- 噛む力が弱い
- 飲み込む力が弱い
などがあるので、『主食はお粥がいいんじゃないか』とか意見が出てましたね。
お粥なら、あまり噛まなくていいですし、飲み込みやすく、喉に詰まらせにくいです。
実技の進め方と内容
実技は、教室で行います。
実際に施設で行うと思う方もいるかもしれませんが、全て教室で行いました。
生徒同士で介助する側とされる側に別れて行いました。
実技の内容をいくつか紹介すると
- ベッドメイク
シーツ交換です。
シーツ交換と聞くと簡単そうですが、ベッドにシーツをかけて終わりではなく、寝返りをうってもシワができないように、ちゃんとしたやり方があります。
慣れると簡単ですが、最初はちょっと手こずります。
※僕は老人ホームで働いてますが、現場でベッドメイクをしたことはありません。
ベッドメイクは全ての施設形態でやるわけでは無いようです。
- 体位交換
ベッドで寝ている対象者の、起き上がりや横向きになるのを介助します。
- 食事の介助
食事のサポートと歯磨きです。
手が不自由な方は、こちらで取ってあげたり、「どれから食べますか?」などの声かけや、喉に詰まらせていないかなどにも注意する必要があります。
食事サポートの実技では、コンビニの弁当を買ってきて、介助する側とされる側に分かれて、お互いに食べさせました。
- 口腔ケア
歯磨きです。
二人一組になってお互いの口を歯磨きします。
- 排泄介助
トイレのサポートです。
車椅子から便座への移乗(いじょう)、ズボンの上げ下げ、オムツ交換など。
- 着替えの介助
認知症や体に麻痺があると、自身で着替えができないので手伝います。
対象者の腕や足に麻痺がある場合と無い場合で、やり方が変わるのでその辺を気をつけながらやる必要があります。
【介護資格の学校】最終の筆記試験と実技試験は余裕です
最終試験は筆記と実技の2つがあります。
どちらも追試があるので、仮に合格点に満たなくてもやり直せるので、落ちることは無いと思います。
欠席さえしなければ大丈夫です。
最終の筆記試験は、配られるプリントの内容を覚えれば大丈夫
最終の筆記試験対策ですが、教科書の内容を全部覚える必要はありません。
僕が受けた時は、事前に、最終の筆記試験対策としてプリントを配られて、配られたプリントの内容だけを覚えるだけでした。
なので、最終の筆記試験の勉強は、教科書を覚えるというよりは、プリントの内容を覚える感じでした。
ちょっと記憶が曖昧なのですが、筆記試験については、
試験をした、その場で採点して結果が分かったと思います。
合格だったらそのまま帰宅で、不合格だったら、その場でやり直しだった気がします。=>(記憶が曖昧なので違ってたらすみません,,,。)
確か、全員合格だったと思います。
最終の実技試験は、その場で何度もやり直せるので大丈夫
実技試験は、筆記試験とは別の日に実施します。
仮にできなくても、何回もやり直せるので、まず落ちることはありません。
実技試験の順番はじゃんけんで決めました。
僕は、最後までじゃんけんに負けて、結局最後にやることになりました笑。
だいたい、みんなできてたと思います。
ただ一人だけ、あまりできていない人がいて、その人だけ全員が終わった後に
やり直しになっていました。
全員が見守る中でやり直しなので、少しプレッシャーかもしれませんが、
授業で毎回顔を合わす仲なので、それほどでもないと思います。
できてない所を先生がレクチャーしてくれます。
とりあえず、あまりにやる気がない態度を取るとか、よっぽどのことがない限り、試験に落ちることはないと思います。
続いて、カイゴジョブアカデミーのメリットを説明します。
【カイゴジョブアカデミーのメリット1】授業料が他と比べて安い
授業料ですが
東京・埼玉・神奈川・愛知の校舎
39,000円(税抜・テキスト代込)
大阪・兵庫の校舎
29,000円(税抜・テキスト代込)
千葉の校舎
20,000円(税抜・テキスト代込)
となっていて、僕が2018年に池袋校で受けた時は、確か5万円ぐらいだったので、
だいぶ安くなっていますね。
ちなみに他の有名なところの授業料と比べると、下記の通りです。
カイゴジョブアカデミー | 39,000円(税抜き) |
---|---|
ベネッセ | 60,720円(税込) 詳しくはこちら |
三幸福祉カレッジ | 79,800円(税抜き) 詳しくはこちら |
ニチイ | 12,1000円(税込) 詳しくはこちら |
【カイゴジョブアカデミーのメリット2】カイゴジョブアカデミーを通して就職すると授業料が無料*条件あり
メリットとしては、カイゴジョブアカデミーを通して就職すると、授業料が無料になることです。
条件は下記の通りです。
・介護業界に興味があり、常勤・非常勤問わず求職中の方
・介護職員初任者研修期間中もしくは介護職員初任者研修修了後すぐに就業が可能な方
・カイゴジョブアカデミーが紹介する介護・医療企業に就職すること
僕は、すぐに仕事をするつもりはなかったので、普通に授業料を払いました。
1ヶ月ぐらい、週2~3回通って、5万円ぐらいだったと思います。
【カイゴジョブアカデミーのメリット3】授業の振替制度がある
授業の日に、予定が入って出られなくても、他の教室の同じ講座が空いていれば、そちらの授業に出れるので安心です。
例えば東京エリアの教室は、新宿、秋葉原、北千住、町田、立川の5つあります(2019年時点)*僕が通っていた池袋校は無くなったようです。
普段新宿校に通ってるとして、第2回目の授業に出られなくなった場合、他の教室の第2回の授業に空きがあったら、そちらの授業に出ることができます。
僕も1度だけ、振替で秋葉原校の教室に振替えました。
【カイゴジョブアカデミーのデメリット】校舎の数が少ない。東京は5つしかない。
カイゴジョブアカデミーを選ぶデメリットは、校舎の数が少ないことです。
東京にある校舎を他と比べると
カイゴジョブアカデミー:5
新宿、秋葉原、北千住、町田、立川
ベネッセ:8
高田馬場、秋葉原、板橋、三鷹、目黒、町田、蒲田、調布
三幸福祉カレッジ:15
新宿(3ヶ所)、板橋、江戸川、池袋、田町、立川、練馬、綾瀬、錦糸町、北千住、
八王子、吉祥寺、多摩
ニチイ:21
渋谷、新宿、池袋、北千住、御茶ノ水、錦糸町、自由が丘、吉祥寺、八王子、立川、調布,,,など。
上記の通り、カイゴジョブアカデミー校舎の数は東京だと5つしかありません。
【まとめ】現役介護職がおすすめする介護資格の学校
本記事の内容をまとめます。
- 都内であればカイゴジョブアカデミーがおすすめです。
- カイゴジョブアカデミー講師の質は良いです。
- 授業は2種類。座学と実技があります。
- 最終試験は簡単です。
- カイゴジョブアカデーのメリット1:授業料が安い
- カイゴジョブアカデーのメリット2:特待生は受講料無料
- カイゴジョブアカデーのメリット3:授業の振替制度がある
- カイゴジョブアカデーのデメリット:校舎の数が少ない。都内は5つ。
というわけで今回は以上です!