Journey

【ノンフィクション】インドひとり旅で230万とられた【奴らは群れでやってくる】

3回目の海外旅行でインドに1人で行ったら、圧倒的詐欺に遭って230万とられて強制的に日本に帰された。

今回は,その詐欺の話の紹介。

インドでは絶対知らない人についていってはいけない。

ついていったら人生終わるかも。

インド旅行初心者の方の参考になれば嬉しいです。

全部読むのに10分くらいかかります。

【インドひとり旅のスケジュール】

2018
6/22 日本発 インドデリー着
6/23 ニューデリー観光
6/24 ニューデリーからジャイプール移動、観光
6/25 ジャイプール観光と詐欺集団との出会い
6/26 詐欺集団のアジトに泊まる
6/27 マリファナ容疑で警察に捕まる
6/28 日本に強制帰国

海外旅行は今回で3回目。

しかし個人手配で行くのは初めて。日本を出て帰って来るまで1人である。

【インドひとり旅】インド観光とインド人おっさんに顔面殴られた


6/22の夕方デリー着、メトロでニューデリーまで行き、Booking.com
で予約していた、この日の宿”The Backpackers Hostel”にチェックイン。

1泊150ルピー、日本円で240円。

スタッフは親切、部屋は普通。水回りは綺麗とは言えない。wifiは無料で接続は良好。

ゲストハウスなので贅沢は言えない。

不安な方は、日本人スタッフがいる宿をとるといいです。

サンタナデリーがおすすめ。

日本人の方がいたので少し話をした。1か月ほどインドを周ってもうすぐ日本に帰るとのこと。

リシケシでヨガをした話や、夜行列車で財布を盗まれた話を聞く。

落ち着いたところで夜の町に散歩に出かけるが、さっそくインドの洗礼?を浴びることになる。

いきなり後ろから歩いてきた中年のインド人おっさんに顔を殴られた。

おっさん曰く、「お前おれの顔をみてただろ!」

いきなりのことで少しパニック。そのまま無視して歩いたがずっとついてくる。余裕で勝てそうだったが、面倒なことになっても嫌だったので走って逃げた。
さすがインド。初日からやってくれる。

6/23 ニューデリーを観光。ローカルバスに乗ろうと試みるが、どのバスがどこに行くかさっぱり分からない。

近くの人に聞いてみるが、説明が理解できなくて途中であきらめた。地下鉄と徒歩+RUNでいくつか名所を回る。

片言英語の限界を感じた。

6/24 列車で運命のジャイプールへ。

おれはこの町で警察に捕まることになるのだが、この時はまだ知る由もない。

昼頃着いてオートリキシャでモンキーテンプルに行ってみた。その名の通り、寺にはそこらじゅうに猿がいた。

*オートリキシャとは、インドでポピュラーな三輪のタクシーです。

この日はジャイプール駅近くのTony Guest Houseに泊まった。

なんでもオーナーのトニーさんがいい人で、日本人旅行者から評判ということだったが、自分にはとっつきにくい人に感じた。

その辺は相性もあるので仕方ない。この日の宿泊客は自分のほかに日本人の女性が1人だけだった。

6/25 ジャイプールを観光。リキシャは料金交渉がめんどくさいので徒歩で観光。
水の宮殿ジャイガル要塞を観光。
徒歩なので2つしか見れなかった。

結果として観光はここまで。この数時間後、詐欺集団と出会うことになる。

【インドひとり旅】インドの詐欺集団との出会いから警察に捕まるまで

全ての始まりはこの出会いから。男の名は”サニー”

観光を終えてジャイプール駅で切符を買うために並んでいると、1人のインド人の男が話しかけてきた。

この出会いがすべての始まりだった。

「どこから来た?インドは何回目?どこに行くの?」陽気な感じで英語とたまに日本語を混ぜながらどんどん話しかけてくる。

適当に相手をしていると、「チャイを飲みに行こう」と誘ってきた。

チャイ=インド人がよく飲んでるミルクティー。

チャイぐらいならまあいいかと行くことにした。

インドの詐欺の話はある程度ネットで調べていて、もちろん警戒はしていた。

しかし、一方でどんな風に詐欺を仕掛けてくるのか興味もあった。

仮に面倒なことになったら逃げればいいし、インド4日目で少し心に余裕も出てきたところでもあった。

そして男と近くの店に入った。喉が渇いていたのでビールを注文して、しばらく雑談。

名前は”サニー”24歳、

柄の入った派手なシャツとジーパン、わりと小綺麗な恰好だった。

おれ「仕事は?」

サニー「仕事はしていない 家が金持ちなので働かなくていいんだ 君は?」

おれ「おれも今は仕事してないよ」 (だんだん酒が回ってくる)

サニー「おー いいね 一緒じゃないか イェーイ! (ハイタッチ)」

おれ (だんだん酒が回ってくる)

サニー「今度叔父の結婚式があるので来ないか?

インドの結婚式はすごいぞ、3000人も集まるんだ。 

女の子もくるし、食べ物もお酒もタダだよ。

親戚に君を紹介したい。」

おれへ~」 (結構酔ってきた)

いつの間にか、相手の誘いに乗っていた。

冷静に考えれば付いていくべきでないことは明らかなのだが、付いて行ったらどうなるのか自分の運を試してみようと思った。

また、酔っていたこともあってか、この時点でだいぶ気持ちが緩んでいた。

叔父の家は田舎にあって遠いので、今日は近くにあるサニーの友人のアパートに泊まって、明日叔父のところに行く予定だと説明された。

おれはゲストハウスに荷物を置いたままだったので一旦戻って、荷物をまとめてチェックアウトをした。

そしてオートリキシャに乗ってしばらく行ったところで降りて、近くの屋台に入った。

詐欺集団のアパートへ行き、マリファナを吸う


しばらく待っていると、サニーの友人だという男3人が来た。

ラフール27歳、ラージ27歳、ラマ24歳の3人。3人とも身なりはきれいでフレンドリーだった。

そこでチャイを飲みながら少し話をした。そしてラフールとラージの2人と一旦別れて、おれとサニーとラマの3人でアパートに向かった。

アパートはタクシーでしばらく走った田舎の方にあり、着いた時には日が落ちて辺りは真っ暗だった。

回りにはあまり建物や街灯はなかった。

その部屋は、4階建てアパートの最上階にあった。

部屋について1時間ほど待っていると、ようやくラフールとラージがやってきた。

ラフールが部屋の持ち主だった。

部屋には使用人の男が2人いて、彼らが料理や酒をもってきたり身の回りの世話をしていた。

アパートではみんなでカレーを食べて酒を飲んだり音楽をかけて踊ったりした。

少しするとケーキが出てきた。サニーの誕生日だった。

みんなで食べて、お互いの顔にケーキをつけてはしゃいでいた。

おれもつけられた。

警戒心を持っていたおれは、彼らを注意深く観察した。

彼らはおれに気を使いつつ、それぞれが勝手に楽しんでいるようだった。

しばらくすると1人がタバコのようなものを吸い始めて、順番にそのタバコを回してきた。

自分の所にも回ってきたので、ひと口吸ってみた。

吸った感じは日本のタバコと変わらなかった。

聞いてみるとそれはマリファナらしい。

初めてだったので本物かは分からないが、特に体に変化はなかった。

ここまでは特に怪しい感じはなく、だいぶ警戒心が溶けてきていた。

その後も特に変わった様子はなかった。

そろそろ寝ようとなって奥の部屋を案内された。

その部屋で1人になって冷静に考えてみた。

そしてやはり翌朝帰ることにした。

マリファナの件が気になっていたし、この後トラブルに遭うかもしれない。

そして今ならまだ引き返せる場所にいた。

スマホで調べてみるとジャイプールの町から20キロも離れていなかった。

半日も歩けば町に着く。

マリファナ容疑で捕まる。10年日本に帰れない!


6/26 朝になり、リビングに戻るとサニーとラフール(このアパートの持ち主で27歳男、父親がタイ人で母親がインド人と言っていた)の2人がいた。昨日までいた残りの2人はいなくなっていた。

叔父の家には午後向かうと言われたが、やはり帰ると伝えた。理由を聞かれたが引き留められることはなく、すんなりと帰ることになった。

もし金が目的ならば引き留めるはずである。しかし引き留めない。
また分からなくなってきた。

おれが気にし過ぎなだけで、たまたま本当に親切なインド人と会って、本当にただの友人として結婚式に呼んでいいるのかもしれない..

しかしすでに帰ると伝えてあるので、やっぱり行くとは言えず帰ることに。

朝ごはんを用意するというので、しばらく待っているとオムレツが出てきた。

食べ終わるとチャイを飲むかと聞かれたので、せっかくなので飲むことにした。少しするとチャイが出てきた。

食べ終わり、別れの挨拶とお礼を言って外に出ようとすると、サニーが途中まで送ると言ってついてきた。

2人で歩いていると、サニーがマリファナを吸い始めた。こちらにも勧めてきたが断った。

サニーはそのままマリファナを吸いながら歩いていた。

警官あらわる。こいつがラスボス


しばらくすると1台の車が後ろから走ってきて、おれたちの前で停まった。

中から、少し腹の出た中年の男が1人出てきた。

服装はスラックスとYシャツに革靴だった。その男はサニーの吸っていたマリファナを取り上げ怒り出した。

そしてサニーの顔を1発殴った。サニーは顔を引きつらせ怯えていた。

その男は次に「お前もか」みたいなことを、おれに聞いてきた。

おれはNOと答えながら必死に顔を横に振った。

男は一旦車に戻ろうとした。その隙をみてサニーはおれの腕を掴んで走り出した。

走りながらサニーに「ポリス?」と聞くと、首を縦に振った。

警察の制服のようなものは着ておらず、おそらく私服警官なのだろう。

「まじかよ,,,。」

さっきまでいたアパートの前まで走って来て、後ろを振り返ると男の車がこちらに向かって走って来ているのが見えた。

サニーはおれの腕をつかんだまま、さっきまでいたアパートに入ろうとしたのだが、パニックになりながら一瞬考えた。

「アパートに入るところが男の視界に入っているから、このままアパートに入っても見つかるだけじゃないか,,,。サニーの手を振りほどいて全力疾走で走るか,,,。」

時間にして1秒ぐらいだろうか。

気がついたらサニーに腕を引かながら、さっきまでいたアパートの部屋に向かっていた。

サニーが急いでラフールに事態を説明すると、おれとサニーはラフールをリビングに残して奥の部屋に隠れた。

ラフールも急なことで混乱しているようだった。

だんだんと場の緊張感が増していくのを感じながら心臓の鼓動が速くなっていくのが分かった。

サニーはしゃがみこんで頭を抱えて怯えていた。

警官に捕まる。これは夢か現実か。


しばらくするとリビングの方から男の声がして、先ほどの警官がアパートに入ってきたのが分かった。

このまま警官が出て行ってくれることを願ったが、おれとサニーはあっさり見つかった。

ラフールが必死に警官を説得しようとしたが、警官は聞く耳を持たなかった。

そして、おれたちの前に先ほどサニーから取り上げた吸いかけのマリファナを叩きつけた。

おれは持っていたザックの荷物を全て出し、マリファナを持っていないことを必死にアピールしたが無駄だった。

そして警官は、おれたち3人を指さしながら言った。

よく聞き取れなかったが「テンイヤー」「ジェイル」の2つの言葉だけは聞き取れた。(ジェイル=牢屋)

リビングには未使用のマリファナがあり、おれ、サニー、ラフールの3人はマリファナ所持の容疑で10年牢屋だ言われた。

3人で土下座をして必死に謝った。警官は土下座をしているサニーの脇腹を思い切り蹴った。

おれとラフールは持っていたお金を全て出して頼んだがダメだった。

サニーは金を持っていなかった。

警官はおれのパスポートの顔写真のページを開くと、そこにマリファナを置いて写真を撮った。

そしてそのまま、おれのパスポートとスマホを取り上げて出て行った。

 

【インドひとり旅】詐欺集団に捕まってから230万を取られるまで

助かる方法は金しかない。人生最初で最後の本気土下座

サニーとラフールはしゃがみこんでうなだれていた。

「life finish」と何回も言っていた。

あまりに突然の出来事で混乱していたが、段々と自分が置かれている状況にリアリティを感じてきた。

彼らの必死になって土下座をする姿、怯え方、落ち込み方、話し方、全てに恐怖がこもっていた。

とても演技には見えなかった。

そんな彼らを見ているうちに、おれの中にも焦りや恐怖のような感情が出てきた。

そしてこの状況に疑いを感じなくなっていた。

これは詐欺ではなく真実だ。おれは日本に帰れない。

しばらく3人とも言葉を失っていた。

ラフールが言った。

「彼が戻ってきたら現金とカードを全て出して謝るしかない」

おれの選択肢は

・このまま捕まるか・金を渡して見逃してもらうように頼む、の2択。

逃げることも考えたが、パスポートが相手の手に渡っているので無理。

(今思えばおれとマリファナを結びつける証拠は、マリファナとパスポートの顔写真のページが一緒に写っている写真のみ。仮に裁判になっても、写真に写っているものが本物のマリファナだと証明することはできないはず。たぶん)

2~3時間して、ようやく警官が戻ってきた。

おれたち3人は必死に土下座をして謝りまくった。

おそらく人生で最初で最後になるであろう本気の土下座をした。

まさか、本気で床におでこをこすりつける日が来るとは思わなかった。

警官がなにやら説明を始めた。

細かい部分はよく分からなかったが、とりあえず3人ともセーフらしい。

ラフールはタイ国籍なのでタイに、サニーはインドのムンバイの出身のためムンバイに、それぞれ帰ることになった。

そのかわり金を払うことになった。日本に帰れないことも覚悟していたので、とにかくほっとした。

警官はラフールを連れて外に出て行ったが、ラフールはすぐに戻ってきた。

おれたち3人は抱き合って生還を喜んだ。

金は失うが日本に帰れることを素直に喜んだ

警官と宝石屋へ行く


しばらくすると警官が戻ってきた。そして金の支払いをするために、おれとラフールは警官の車に乗せられた。

しばらく走っているとだんだん回りに建物が増えてきた。どうやら町に向かっているらしい。

どこに行くのか聞くと警官は「ジュエリーショップ」と答えた。

ジュエリーショップと聞いて違和感を感じたが、今回おれは賄賂を渡すことで見逃したもらう形なので、こういうやりかたもあるのだろうと自分を納得させた。

店には警官とおれの2人で入っていき、奥のショーケースの前の椅子に座った。

ショーケースには首飾りのようなものが並んでいた。

店には何人か客がいて、レジでスタッフと話していた。

椅子に座って待っていると店のスタッフがカードリーダーを持ってきた。

おれがクレジットカードを差し込むと警官がカードの使用上限金額を打ち込んだ。

そしておれに暗証番号を押させたのだが、カードリーダーの画面にはエラーが表示され、決済はできなかった。

おれは全部でカードを3枚持っていたが全てエラーが出て決済できなかった。

おそらく打ち込んだ金額が上限を上回っていたんだと思う。

警官は慌てることも怒ることもなく平然としていた。

そのまま車に戻りアパートに帰ることになった。

アパートに向かう途中、警官の指示でATMに寄って日本円にして5万円ほど下ろした。

アパートに戻ると警官に、なぜカードが店で使えなかったかをカード会社に問い合わせるように言われ、電話をした。しかし時間が遅かった為、問い合わせ窓口は閉まっており、翌日また電話をすることになった。

警官はおれのパスポートとスマホを持ったままアパートを出て行った。

この日、おれとラフールとサニーの3人でひと晩を過ごしたのだが、ラフールは落ち込むおれをずっと励ましてくれた。

くだらないことから真剣な話までたくさんの話をした。2人とも本当の友達のようにずっと接してくれていた。

中でも、ラフールの「金は作れるが、命は一つしかない」という言葉が頭に残った。

ありきたりの言葉だが状況が状況だけに、その言葉を深く噛み締めた。

絶体絶命のピンチを切り抜けた者同士ということもあり、彼らとの間に友達以上の何か強い絆のようなもので結ばれた気がした。

230万円失う


6/27 朝、アパートに警官が来てからスマホを渡され、カード会社に電話をして確認してみたが原因はよく分からなかった。おそらく上限金額を超えていたからだろうと警官に説明した。

すると警官がカードリーダーを取り出して、前日に店で決済したときと同じやり方で金を払った。打ち込む金額を下げることで問題は解決した。

次に、カードリーダーに暗証番号を入力しているポーズをとらされて写真を撮られた。

続いて警官の指示通りに書面を書かされた。

内容は「私はこの宝石を買いました」みたいな内容だったと思う。

こうして前日のATMキャッシングと合わせて約230万円を失った。

続いて警官に言われた。

  • 警察がお前の情報も持っているので今後インドに入国できない。
    もし入国しようとしたら空港で拘束される
  • 警察がお前のスマホをハッキングしているから、日本に着くまでスマホの電源を入れてはいけない
  • 日本に帰っても、今回の件を誰にも話してはいけない
  • 今日の便で日本に帰る
  • フライトチケットはこちらで用意する

話が終わるとパスポートを返されて、警官の指示でマリファナをトイレに流した。

ここでおれと警官とのやりとりは終わったのだが、ラフールとサニーの金の受け渡しがまだ終わっていないので、警官はそのままアパートにいた。

落ち着いたところでラフールに、ラフールとサニーの金の支払い方法を聞くと、ラフールは銀行振り込みで、サニーは持ち合わせがないということで、ラフールの友達が代わりに用意するということだった。

【インドひとり旅】インド人詐欺集団との別れと帰国


そしておれはその日の夕方の便で日本に帰ることになった。

フライトチケットはラフールが取ってきた。

金はラフールが払ったらしい。お礼を言ってチケットを受け取った。

荷物をまとめると、ラフールがタクシーでジャイプール空港まで送ってくれた。

警官とサニーはアパートに残った。

空港に向かうタクシーの中でラフールから

「空港でチェックインして搭乗券をもらったらおれに見せてくれ。」と言われた。

空港に着くとラフールを入り口の外に待たせて、1人で空港に入っていった。

言われた通りチェックインをして搭乗券を受け取ると、外で待っていたラフールに窓越しに見せた。

ラフールはおれが搭乗券を手にしているのを確認すると、おれに向かって両手を上に万歳するように上げて、手と頭を一緒に下ろすように2、3回お辞儀をした。

インド流の最上級のお辞儀なのだろうか。

おれも真似をしてお辞儀をしてから手を振った。

ラフールは携帯で話しながら立ち去って行った。

飛行機の出発時間まではまだ1時間以上あった。

特にすることもなく外を眺めながら、ラフールとサニーが無事に家族のもとに帰れるだろうかとぼんやりと考えていた。

【インドひとり旅】知らない人には、ついていかないで!「おれんち来ないか?」は詐欺!


10/28午前おれは池袋の駅前でぼーっとしていた。

気力がなかった。

数日後、インターネットで「おれんち来ないか詐欺」の記事を発見。

詐欺だと分かる。

知らない人にはついていかないようにしましょう。

こんなインド人は詐欺です。

  • 向こうから話しかけてくる人
  • 日本語で話しかけてくる人
  • やたらと親切な人

大きな街の駅周辺や観光地には、インド全土から詐欺しが集まるので、話しかけられても相手にしないでください。

誰かに何か聞きたいなら、親子連れの人に話しかけるか、同じような旅行者に聞いた方が、より安全かと思います。

向こうから話しかけて来る人は、100%詐欺師なので、一人で不安だからといって間違っても何か相談したりしないでください。

【インドひとり旅】230万を取り戻せるか。

日本に帰国してから、金を取り戻せるか色々やってみた。

  1. ビザの取得を頼んだ旅行会社に相談した。
  2. インドの在インド日本国大使館に相談した。
  3. クレジットカード会社に相談した。
  4. 日本の警察に被害を相談した。

まず、最初にインドのビザの取得代行を頼んだ旅行会社に相談してみたら、大使館やクレジットカード会社などの関係機関に相談してください、とのこと。

というわけでインドにある、在インド日本国大使館に相談してみた。

大使館の方は親切に色々アドバイスをしてくれた。

内容をまとめると

  • お金を取り戻すには、インドで裁判をする必要がある。
  • 裁判をするには、被害届と弁護士を雇う必要がある。
  • 被害届は、被害が遭った場所の管轄の警察署に届け出る必要がある。
  • 裁判は、日本にいながらオンライン通話なので参加できる

とのこと。めんどくさくて無理。

続いて、クレジットカード会社に、お金が戻ってくるか相談したら、警察に被害届を出す必要があるとのことだったので、

最寄りの警察署に行ったが、被害を証明するものが無いとの理由で被害届は出してもらえなかった。

結局、お金は諦めることにした。

【インドひとり旅】 後日談

インドひとり旅から1年後、当ブログの問い合わせから、1通のメールが届いた。

「今、インドにひとり旅に来ているのですが、同じような出来事に遭遇しました。

途中で怖くなって、逃げたので被害はありませんが、言葉がわからないとこんなにも無力なんだと思い知りました。

写真を送るので、見覚えが無いか教えてください。」

こんな内容だった。

送られて来た写真がこちら。


ドンピシャだった。

1枚目の写真に写っているピンクのシャツの男は、ラフールと名乗っていた男だ。

他の男に見覚えは無いが、ラフールと一緒にいるので詐欺グループで間違い無い。

今もインドのどこかで、旅行者を狙っていることだろう。

【インドひとり旅】 持って行けばよかったもの

ポケトークとはスマホみたいな形の自動翻訳機。

カメラ機能の付いたタイプでは、カメラで文字を撮影すると、55の言語を自動で認識して翻訳し、画面上に表示してくれる。

レンタルもある。

こんな場面で、あればよかったと感じた。

  • 飛行機の乗り継ぎでトラブった時
  • 列車やバスのチケットとる時
  • 現地の人とコミュニケーションとる時

片言の英語しか話せなかったのでバスのチケットを取る時にかなり苦労した。

言葉がわからなくて一番残念だと思ったことは、現地で仲良くなった人とちゃんと会話ができないこと。
旅先での出会いは一生に一度の出会いだから、もっと現地の人とコミュニケーションが取れたらよかったのになぁ,,,。もったいない。

やはり言葉の壁はでかかった,,,。

【インドひとり旅】 持って行ってよかったもの

  • 海外専用WiFi

宿の予約、列車の乗り方など調べ物をするときに、スマホは欠かせないのでwifiは必須。

特にインドの列車の乗り方は複雑なので、事前にちゃんと調べる必要がある。

海外Wifiで有名なところ。

なんとなくグローバルwifiの3Gタイプを選んだが、それほど接続速度は遅くはなかった。

【インドひとり旅】海外でトラブルに合ったときの対処方

その国にある日本人大使館に連絡する。

インドでトラブルに遭ったなら、インドにある在インド日本国大使館に連絡してください。

在インド日本国大使館:
Tel:
+91-11-4610-4610/
2687-6581~3
Fax:
+91-11-2688-5587
Email:
jpembjic@nd.mofa.go.

窓口時間09:00 – 13:00 /
14:00 – 17:30
(月曜日から金曜日まで)
休館日について
地図
領事部Tel:+91-11-4610-4610/
2687-6564
Fax:+91-11-2467-8081
Email:
jpemb-cons@nd.mofa.go.jp ;
jpemb-visa@nd.mofa.go.jp (日本ビザ)

大使館でできること

  • 盗難や紛失が起きたときの対応。
  • 事件や事故などで怪我をして、緊急入院するときの対応。
  • 災害や騒乱、戦争などに巻き込まれたときの対応。

パスポートの再発行手続きもできます。

日本人宿に行って相談する。

大使館に相談するほどでもない、小さなトラブルであれば、現地の日本人宿のスタッフに相談するのがいいです。

日本人宿にいけば、同じような日本人の旅行者にも会える可能性が高いので心強いです。

良さそうな日本人宿をピックアップしたので参考にしてみてください。

サンタナゲストハウス
場所:デリー、バラナシ、コルカタ、ブリー

ルドラゲストハウス
場所:バラナシ

【インドひとり旅】 トラブルまとめ

一部、在インド日本国大使館のサイトに書かれている内容を抜粋しています。
詳しくはこちら

  • 麻薬について

街を歩いていると、普通に麻薬の売人に声をかけられます。

単なる麻薬所持であっても、罰金に加え10年から20年の懲役刑に処せられることがあります。

密輸の再犯などの悪質なケースは死刑になる可能性もあります

  • 睡眠薬強盗

特に単独旅行者が狙われます。最近は手も込んでおり、1度目は親しく話しをして、翌日何処に行くかを聞き出して分かれ、翌日、偶然に再会したように見せかけて、観光案内をしてやり、気を許した隙に睡眠薬入りの食物や飲物等を勧めます。そして眠り込んだ隙に身ぐるみはがされ路上に放置されるケースも発生しています。

上記の睡眠薬強盗の内容についてですが、デリーでの出来事を振り返ったら、思い当たることがありました。

インドひとり旅1日目に、デリーで1人のインド人の男に話しかけられて、一緒に食事をしました。

日本人の友達がいるんだとアピールしてきて、一緒にとった写メやLINEのやりとりを見せてきました。

その男には、道案内をしてもらったり、旅の相談に乗ってもらったりして、結構信用してしまっていました。

翌日も一緒に観光しようと誘ってきたのですが、大丈夫だろうと思って、約束して別れました。

翌日、待ち合わせ場所に現れなかったので、何もありませんでしたが、もし会っていたらその後、睡眠薬強盗に遭っていたかもしれません。

  • 宝石詐欺や絨毯詐欺

アグラ、ジャイプール等ではクレジットカードを利用した宝石詐欺や絨毯詐欺で邦人旅行者が騙されています。オートリキシャやタクシーで宝石店、絨毯屋に連れて行かれ、日本まで商品を運んで、指定する店まで届けて欲しいと依頼されます。無事届けば、礼金を払うが、取りあえず、クレジットカードでその支払いをして欲しいとか、無事に届けば、その支払いをキャンセルした上に支払額の数倍の金額にして返すことを約束する等の手口で支払いを迫ります。これを断ると脅かされたりする場合もあります。

運び屋を引き受けること自体が犯罪行為になり得ますし、クレジットカードの支払いで一度自分の意志でサインをしてしまうとキャンセルすることは出来ません。日本人の中にはハッキリ断らない為悪い方へ引きずられてしまう人が後を絶ちません。安易にクレジットカードでサインすることは避けましょう。オートリキシャやタクシーの運転手等から勧められても一緒について行かないことが肝心です。

というわけで、以上です!

インドに行く方は気をつけて楽しんできてください!

ABOUT ME
のら@介護✖︎シェアハウス
一人で走ったり・山に登ったり・旅をするのが好きです。週の半分は休み。アンチ社員。ブラック企業辞めて、介護やりながらシェアハウスに住んでます。心配性で友達0。経歴:日本縦断マラソン2920km→インドひとり旅で230万詐欺被害→引きこもり→プログラミング挫折→介護→2023年エベレスト登頂
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