介護職に転職を考えてるけど、離職率の高さが気になる。
介護転職が失敗する理由は?
介護転職の失敗を防ぐ方法は?
自分と同じように、他業種から未経験で介護転職した人に、聞きたい。
こんな疑問に答えます。
この記事の内容
- 【アラフォー未経験者の本音】介護転職で失敗する5つの理由【体験談】
- 介護転職の失敗を防ぐ方法【結論:お金です】
ちなみに僕は、35歳で始めて介護の資格を取得し、36歳で介護夜勤専従のバイトとして介護業界に入りました。
介護転職2年目の予定年収は、568万円です。
転職前は小売業で10年働き、年収は300万でした。
そこから介護の世界に飛び込んで感じたことや、調べたことを元に書いています。
それでは、いってみましょう〜。
【アラフォー未経験者の本音】介護転職で失敗する5つの理由
僕が介護転職をして「失敗したかな…」と感じた大きな理由は以下の5つです。
- 自尊心の崩壊
- 社会的価値を感じない
- 世間の評価が低い
- 給料が安い
- いろいろやばい
それぞれ解説します。
介護転職失敗理由1【自尊心の崩壊】
自尊心の崩壊というのは、「自分は、なんでこんなところで、こんなことはやっているんだろう…」という感情のことです。
僕が、それを感じた場面は以下です。
- レクをやってるとき
- ご飯を食べさせている時
- オムツを変えている時
※レク=レクレーション:指先を使うものや、頭を使うもの、音楽を使うものなど、さまざまな種類があります。こうしたレクリエーションには、身体機能の維持・向上だけでなく、脳を活性化して認知症を予防する効果も。参考サイト
それぞれ説明します。
レクをやっているとき
レクは、ざっくり言ってしまえば、簡単なお遊びみたいなものです。
認知症の人を含む高齢者と、子供がやるお遊戯みたいなことを一緒にやるのは、正直恥ずかしいです。
なんともいえない気持ちになります。
入居者の方には申し訳ないですが。
ご飯を食べさせている時
入居者の中には、自分でご飯を食べられない人がいます。
認知症や体の機能的な理由などで。
なので、こちらでご飯を口に運ぶわけです。
動作や飲み込みが遅いので、ゆっくりと時間をかけて食べさせます。
このスローな時間の中で、頭の中をよぎるのは、やはり「なぜ自分は、ここでこんなことをしているのだろうか」という問いです。
オムツを変えている時
人によっては介護職の業務の中で、一番きついのが排泄処理かもしれません。
他人の便の付いたオムツを変えるわけです。
汚いし、臭います。
他業種でバリバリやってた人ほど、
「前職であんなに頑張っていた自分が、なんで他人の便の処理なんかしないといけないのだろう…」という感じで自問自答すると思います。
自尊心を保てない人に介護職はできない
他業種で仕事をバリバリやっていた人ほど、自尊心を保つのが難しいので辞めたくなると思います。
なぜなら、介護の仕事は誰でもできる仕事がほとんどだからです。
介護職のメインの仕事は「入浴、排泄、食事」の3つです。
3大介護と呼ばれています。
お風呂に入れて、オムツを変えて、ご飯を食べさせるわけです。
誰でもできますよね。
「体力的、技術的な問題もあるので、誰でもできる訳ではない」という人もいますが、基本的には誰でもできる仕事です。
なので、人によって自尊心を保つのが難しいのが、失敗理由の1つ目です。
介護転職失敗理由2【社会的価値を感じない】
介護職は、基本的に社会に新しい価値を生まないと思うんですよね。
ただ、毎日、ご飯食べさせて、着替えて、トイレ行って、オムツ変える。
これの繰り返しなので、やりがいや、社会に対して自分は何を生み出しているのか、よくわからなくなります。
仕事にやりがいを感じるのは、自分が成長したときや、数字や結果に現れたときだと思います。
介護職ってそれを感じにくいです。
介護施設で生活している人で、以前より元気になっている人を見たことがないです。
ほとんどの人が、時間とともに体や頭が衰えていきます。
歳をとるってそういうことなので、まあ当たり前ですが。
なので、日々の業務に価値を感じないんですよね。
介護職は社会的な需要は大きいです。
高齢化が進む日本において介護職不足がこれから、より深刻化するからです。
その反面、「やりがいを感じない」「社会的価値を新しく生み出さない」ことは、長く介護職を続けていく上でネックだと思います。
キラキラ系介護士(理想や志が高い介護士)は、「その人の生き方に寄り添う」とか、「笑顔の為に」とか言ったりします。
それに共感できる人には素敵な仕事だと思います。
介護転職失敗理由3【世間の評価】
🔽介護職は負け組か
仕事内容だけ見ると世間からはそう見られても仕方ないと思います。オムツ交換ですからね。
ただ、介護夜勤掛け持ちをして、個人で稼ぐことに特化したら日本の平均年収の上位に入れます。
とりあえず稼いでしまえは、世間の声は気にならなくなります。https://t.co/w0GdjaKlhG— のら@介護夜勤月収50万✖︎シェアハウス✖︎投資 (@noranora0259) November 4, 2020
たまにニュースなどで「介護職は底辺」とか言われたりしてますね。
例えば、久しぶりに会った友達との会話で
相手「お〜ひさしぶり」
自分「ひさしぶり〜」
相手「そういえば、仕事何してるの?」
自分「う〜ん、まあ、その〜、介護…」
相手「ふ〜ん、そうなんだ」
介護職してるって言ったら「周りからどう思われるのか、ダサいとか思われないか心配…」
この辺も介護転職で失敗というか負の側面だと思います。
介護転職失敗理由4【給料が安い】
これはそのままです。
参考に以下のツイートを貼っておきます。
介護職の平均給与公表
1.8万円の処遇改善 厚労省調査介護職員で、加算ありの施設に勤める月給・常勤の者の平均給与額は32万5550円
昨年からは1.8万円増えた
年収換算では390万6600円10年以上働く介護福祉士の方は
平均給与36万6900円
昨年からの増加は2万740円
年収換算で440万2800円との結果 pic.twitter.com/OMOPVvKM8i
— ケアきょう/介護News/情報【公式】 (@CareKyo) October 30, 2020
介護職の平均年収
全産業との差は依然100万円以上…介護職の労働組合が、
「就業意識実態調査」最新結果を発表それによると月給で勤める介護職の平均年収は359.8万円
これはボーナスや各種手当を含めたものまた、
給料に対する不満は
大いに不満 17.3%
少し不満 42.3%
となっている— ケアきょう/介護News/情報【公式】 (@CareKyo) November 20, 2020
介護職の平均年収ですが、全産業との差は依然100万円以上…は、きついですね。
介護転職失敗理由5【いろいろやばい】
参考までにTwitterで見られた意見を載せます。
介護職をして良かったと思う事が僕は結構あるけどなかなか万人に勧められるものではないとは思っています。
・単純に仕事量が多い
・ヤバめの利用者や家族の対応も多い
・関わる人間が多い
・大型の連休がない
・土日休みが少ない
・給料が安いこともあるこのような状況なので結構人は選ぶとは思う
— たんたん(深井竜次) (@tantan4423) November 20, 2020
【断言する】介護転職の失敗を防ぐ方法【結論:お金です】
仕事に魅力を感じない、やりがいを感じない、介護転職失敗した。
と感じても、もし月収50万、あるいは年収500万稼げるならよくないですか?
介護夜勤なら誰でも【日本の平均年収の上位20%】に入れます
実際に僕の年収ですが、このまま行くと来年は568万ほどになる予定
年収550万って日本の平均年収の上位20%で、年収550万の年代って40~50代です
入社して20年以上働いてたどり着く金額です
介護夜勤なら1年目から可能https://t.co/zyiIBi4oXQ— のら@介護夜勤月収50万✖︎シェアハウス✖︎投資 (@noranora0259) November 4, 2020
過去の自分は【週5日働いて月収24万】でした。
スキルもなかったのでずっとこのままだと思ってました。
ですが現在は介護夜勤のおかげで【週休2日で月収50万】までいきました。
介護が底辺とか言う人もいますが、誰でも人生逆転できる介護職は、底辺どころかある意味【最強】ではないかと思っています。
また、以下の記事によると、介護求人の中で年収500万を超えるものは全体の1%しかありません。
参考>>【介護求人】年収500万以上の高収入求人は全体の1%|資格や地域別の給与を調査
介護職で効率よく稼ぐ方法は、夜勤の掛け持ちをやることです。
週4で夜勤をやれば、介護求人の上位1%に入る年収500万は簡単です。
ちなみに、僕の介護転職2年目の年収は以下です。
#介護 #底辺 https://t.co/VY4Ntgn39c
— のら@介護夜勤月収50万✖︎シェアハウス✖︎投資 (@noranora0259) November 11, 2020
参考>>【介護稼げないは嘘】介護職で月収50万を稼ぐ手順【週休2日です】
まとめ
介護転職をして「失敗したかな…」と感じる大きな理由は以下の5つです。
- 自尊心の崩壊
- 社会的価値を感じない
- 世間の評価が低い
- 給料が安い
介護転職の失敗を防ぐ方法は【稼ぐ】ことです。
介護職で効率よく稼ぐ方法は、夜勤の掛け持ちをやることです。
正社員で年収500万まで登りつめるのは難易度高杉🌲です。
ですが、週4で夜勤をやれば、年収500万は簡単です。
介護夜勤で【最短距離を最速】でいきましょう。
今回は以上です!