ライティング初心者
だれか教えてくれないかな?
こんな疑問に答えます。」
この記事では、ライティング初心者に向けて、読みやすい文章の書き方を解説していきます。
そもそもライティングにおける読みにくい文章と読みやすい文章の違いとは何でしょうか?
簡単に言うと、スラスラ読めるか、読めないかです。
スラスラ読めない文章は、読者がストレスを感じるので、文章の途中で離脱してしまいます。
もう一つ覚えておかなければならないことは、ライティングの目的です。
”文学作品の読み手の目的が文章を楽しむこと”に対してライティングの読み手の目的は、”疑問を解決すること”にあります。
ライティングの目的を理解したうえで、それでは、本題に入っていきましょう。
【ポイント1】 漢字、ひらがな、カタカナのバランス
わかりやすい文章の特徴の1つは、目で見た時の見やすさです。
漢字、ひらがな、カタカナをバランスよく使うことで、読みやすさの前に、見やすさを意識しましょう。
漢字ばかりの文章は、
- 圧迫感がある
- 全体的に黒っぽくて読む気が失せる
- 難易度が高く見える
- 声に出すとつまる
などのデメリットがあります。
【漢字多いVer】
私の名前は、山田太郎です。大学卒業後は、都内の小売業界で仕事をしていました。
昨年の6月に退職して、現在は転職活動中です。
【漢字少ないVer】
わたしの名前は、山田太郎です。大学を卒業してから、都内のスーパーで働いていました。
昨年の6月に仕事をやめて、今は、次の仕事を探しています。
【ポイント2】 文末表現を工夫する
同じ文末表現を使うのは2回までにしましょう。
「です」「です」「ます」はセーフ。
「ます」「ます」「ます」は、実際に読んでみると分かりやすいのですが、単調すぎて、読み手が飽きてしまいます。
【悪い見本】
趣味のブログは1年前から書いています。最初は趣味で書いていましたが、最近はブログで稼ぎたいと思っています。
好きなことで稼げるのは、良いと思います。
【良い見本】
趣味のブログは1年前に始めました。最初は趣味で書いていましたが、最近はブログで稼ぎたいと思っています。
好きなことで稼げるのは、魅力的です。
【ポイント3】「、」の使い方は、息継ぎのタイミング
「、」のない文章は窮屈で読み手のストレスになるので、タイミングよく入れてあげます。
あまり難しく考えずに、息継ぎのタイミングで入れてあげましょう。
「、」なしの場合
「私は大学卒業後卒業後都内の小売業界で10年勤務を経て現在はWebライターとして活動しています。」
「、」ありの場合
「私は、大学卒業後、都内の小売業界で10年勤務を経て、現在は、Webライターとして活動しています。」
【ポイント4】 専門用語を使わない
専門用語を使うと、その業界のことを知らない人は、意味が分からずに、話についていけなくなってしまう可能性があります。
専門用語は、素人がわかる言葉に置き換えることを意識しましょう。
【経験者向け】
「登山において道具選びは大切です。ハードシェルを買うときは、ゴアテックス素材のものを買いましょう」
【素人向け】
「登山において道具選びは大切です。レインウェアを買うときは、防水機能と透湿機能があるもの買いましょう」
【ポイント5】 接続詞を使い過ぎない
「それ」、「そして」、「なぜなら」など、接続詞を使い過ぎると、文章が複雑になってしまいます。
ライティングの基本は、簡潔な文章なので、カットできる場合は、なるべくカットしましょう。
ただし、強調する場合に使うのはありです。
【接続詞ばっかり】
「都内在住者におすすめの山は”塔の岳”です。なぜなら、頂上からの眺めが抜群だからです。そして、都内からのアクセスも良いです。しかし、傾斜がきついので、登るのが少し大変ですす。」
【接続詞ナシ】
「都内在住者におすすめの山は”塔の岳”です。傾斜がきついところもありますが、頂上からの眺めが抜群で、都内からのアクセスも良いです」
【ポイント6】 指示語を使い過ぎない
「これ」、「それ」、「あれ」などの指示語を使い過ぎないようにしましょう。
指示語がが多いと、どの部分を指しているのか分かりにくくなってしまいます。
ライティングの文章を読む人は、文章が分かりにくいと、離脱してしまうので、指示語を使う場合は気を付ける必要があります。
【ポイント7】 抽象的な文章には、具体例を付ける
例文1、「自由になりたい」
例文2、「24時間365日、好きな時に好きなことができる人生を手にいれたい」
例文1のように抽象的な文章だと情報量が少ないので、読者の頭に残りにくいので、例文2のように、具体例をつけるなどして、読み手がイメージしやすくしてあげましょう。
【まとめ】読みやすい文章の書き方
- 漢字、ひらがな、カタカナのバランス
- 文末表現を工夫する
- 「、」のタイミングは息継ぎのタイミング
- 専門用語を使わない
- 接続詞を使い過ぎない
- 指示語を使い過ぎない
- 抽象的な文章には、具体例を付ける
ライティングは、最初は難しく感じるかもしれませんが、基本的な知識を踏まえたうえで、書き続ければ、必ず上達するので、あきらめずに頑張りましょう!
それでは、また。
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